深礎工事

さまざまな分野で活用される深礎工事

深礎杭工事は、高速道路や新幹線などの大規模インフラから小規模建築工事の基礎・擁壁など、さまざまな分野で利用されている場所打ちコンクリート杭の一種。深礎工法は特許工法として昭和初期より施工されてきました。
当初メインだった人力による掘削。一部を除き近年では掘削機による施工がメインに。当社では大口径深礎杭からその他深礎杭まで幅広く対応しています。

大口径深礎杭とは？

大口径深礎杭は、おおむね杭径5000㎜以上の杭を指します。
大口径深礎杭は大口径の利点を生かし、坑内に比較的大きな掘削機を投入、掘削・整形・排土を実施。また、孔壁保護としては従来のライナープレート工法に加え、近年では吹き付けコンクリート、モルタルライニングなどの工法が採用されています。

その他深礎杭とは？

その他深礎杭は、おおむね杭径5000㎜～1200㎜程度の杭を指します。

施工方法としては2000㎜程度までは坑内用掘削機を使用して施工しますが、それ以下の杭径は手掘りにより掘削・排土を行ないます

補助工法

掘削を行う地盤が強固な場合、補助工法として発破・静的破砕材などを利用します。

特に効果が期待できるのが発破作業。発破作業は事前に地質や周囲の状況などを考慮して穿孔本数・間隔・装薬量など詳細な破砕計画を立て、火薬消費許可を取得、その後本作業となります。

『穿孔作業→装薬作業→結線作業→点火』という流れで実施。発破作業は火薬類取扱保安責任者及び発破技士など有資格者が必要となるため、発破作業をともなう深礎工事は有資格者が在籍する当社にご相談ください。

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